vol 2 長時間労働にも関係する2つのストレスタイプ

 

ストレス・マネジメントのお話をしていると、「いいストレス」

もありますねと、時に話題になります。

 

いま、長時間労働が心臓や脳血管に強い負担を与えること、こころの健康

にも影響することが明らかになっています(一定の基準があります)。

 

「ストレス」は、学問的に用いられますが、俗に、精神的緊張を

いい、「ストレスがたまる」(広辞苑)などとよく使われます。

 

今回ふたつの全く特徴の違うストレスタイプをあげてみます。

どちらの傾向に近いかチェックしてみてください。

 

『同じストレスでも、疲弊させるものと挑戦力が高まるものがある』

(筑波大学大学院名誉教授 宗像恒次氏)

 

ひとつは疲弊型ストレス

もうひとつは成長型ストレス

 

疲弊型ストレスタイプは、他人の評価・賞賛など他者報酬資源をもとめて

キャリア(経歴・進路)を選ぶので、ストレスが溜まりやすく、緊張物質

ノルアドレナリンが高分泌したり逆転現象をおこしたりしながら、病気や

行動依存をつくりやすいです。

日本人に圧倒的に多いタイプではないでしょうか。

 

成長型ストレスタイプは、自己満足、自信、前向き、感謝など自己報酬資源

をもとめてキャリア(経歴・進路)を選ぶのでストレスを溜めず快感物質

ドーパミンや情緒安定物質セロトニンを適度に分泌するので、よりよい状態

(ウェル・ビーイング)を保ちやすいですね。

 

脳内物質は最近いろいろ取り上げられるので、ご存知の方も多いとおもいますが

じつは、この選択は、人間の本質的な生き延びるための行動に深く関係していることが

実証的に明らかになっています。

このような角度から、ストレスマネジメントをみていくと、一般的なストレス解消

というより、生き方・生き延び方の課題ということがよく見えてきます。

 

長時間労働への対応は、制度や仕組みを考えていくこともとても重要ですが

個人のラインケア・セルフケアも欠かすことができないものです。

 

Officeアイカレッジ北海道 代表 高橋 慶子

 

 

 

 

 

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